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両陛下 「ちまき」に込められたテニスコートの恋

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両陛下 「ちまき」に込められたテニスコートの恋

 来年4月、譲位を前に結婚60年の節目を迎えられる天皇、皇后両陛下。出会いのきっかけとなったテニスは、今も共通の趣味で、毎年ゴールデンウイークには、都内のテニスクラブにお忍びで足を運ばれている。その場に欠かさず持参されているのが、端午の節句にちなんだ「ちまき」だ。「ちまきには出会われたころの思い出が詰まっている」。両陛下のテニス仲間、織田和雄さん(82)が「テニスコートの恋」と「ちまき」の秘話について語ってくれた。(社会部 篠原那美)

今も欠かさずご持参

 織田さんは天皇陛下より2歳年下で中学時代からのテニス仲間。軽井沢のテニスコートで出会われた両陛下のために電話を取り次ぐなど、両陛下の縁をつないだ仲間の一人だ。

 織田さんによると、昭和32年夏、両陛下は軽井沢で開かれたテニストーナメントで対戦し、運命的な出会いを果たされた。

 その後、再会されたのは同年秋のこと。都内で開かれた親睦テニス大会に、皇后さまも招かれ、両陛下は初めてミックスダブルスのペアを組み、試合に臨まれた。

 翌年5月4日の親睦テニス大会にも皇后さまがご参加。端午の節句を翌日に控えたその日、陛下はちまきを用意し、仲間に振る舞われたという。

 皇后さまがちまきを手にされている姿をとらえた写真は写真雑誌に掲載された。「皇后さまはいとおしそうにちまきを眺められていた。その思い出が大切だからこそ、今も欠かさず持参されるのではないか」。織田さんはそう話す。

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