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ウィーン少年合唱団が日本公演、夢は「政治家」「料理人」「建築家」 6月17日まで18都市

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ウィーン少年合唱団が日本公演、夢は「政治家」「料理人」「建築家」 6月17日まで18都市

記者会見で歌声を披露するウィーン少年合唱団。左はピアノを弾きながら指揮をするジミー・チャンさん(撮影・谷口康雄) 記者会見で歌声を披露するウィーン少年合唱団。左はピアノを弾きながら指揮をするジミー・チャンさん(撮影・谷口康雄)

 「天使の歌声」として広く親しまれているウィーン少年合唱団が、6月17日まで札幌から福岡の18都市を訪れる日本公演を行っている。セーラー服スタイルの制服に身を包み、美しい響きを生み出す24人の少年を率いるカペルマイスター(楽長)のジミー・チャンさん(40)は「古くから歌い継がれてきた民謡や、現代人の心を捉えている人気作を盛り込み、私たちがどの時代に生きているかを知り、全世界を抱きしめているように感じられる時間を共有したい」と思いを語る。

 ウィーン少年合唱団は1498年に設立されたウィーンの王宮礼拝堂聖歌隊に起源を持つ名門で、20世紀を代表する名指揮者で完璧(かんぺき)主義者のトスカニーニが「天使の歌声」と称賛した。合唱団には日本の小学校5年から中学校2年に当たる約100人が在籍し、ハイドン、モーツァルト、シューベルト、ブルックナーと合唱団にゆかりの深い大作曲家の名前を付けた4つのグループに分かれて活動している。王宮礼拝堂で行われるミサへの出演に加え、年間で9~11週間の演奏旅行を行い、世界各地で約300回の公演を重ねる。

 今回は「ハイドン組」が4年ぶりに来日し、「動物の世界」と「世界の歴史・音楽」をテーマとする2つのプログラムが組まれている。教会で奉唱しているグレゴリオ聖歌、団員でもあったシューベルト作曲の「ます」、オーストリア民謡「カッコウ」に加え、古くからウズベキスタンで歌われてきた「水の女神」、団員全員がお気に入りという「となりのトトロ」、映画「タイタニック」の主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」、東日本大震災の復興などを願う「故郷」と、とりどりの作品が並ぶ。

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