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次期指導要領先取りも 国語では初の小中共通問題 全国学力テスト

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次期指導要領先取りも 国語では初の小中共通問題 全国学力テスト

 文部科学省が17日に実施した「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)では、過去のテストで平均正答率が70%を下回った苦手分野からの出題が3割超を占めたほか、一部では次期学習指導要領の内容を先取りする問題もあった。文部科学省の担当者は「各学校では7月の結果公表を待たずに、問題を授業の改善に活用してほしい」と話している。

 文科省によると、国語、算数・数学、理科の3教科で過去のテストの課題を踏まえた出題は全178問中64問に上った。小学校国語Bでは文章構成や表現を工夫して推薦文を書けるかどうかを試したほか、算数Aでは「単位量当たりの大きさ」を求める割り算の理解を尋ねた。

 理科では実験や観察などを通じ科学的事象を探求する力を確認した。小学校では、メダカを育てる水槽の水温を下げるため光電池を使ったプロペラで風を起こす場面を出題。現在の授業内容でも対応できるが「次期指導要領などにある『ものづくり』活動の充実の視点を先取りした」(文科省)という。

 算数Aでも異なる地点の気温を示した折れ線グラフから変化を読み取る出題があり、次期指導要領に登場するグラフの組み合わせを念頭に置いた。

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