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【書評】『アンダーカバー 秘録・公安調査庁』麻生幾著 公安調査庁を描く諜報小説

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【書評】
『アンダーカバー 秘録・公安調査庁』麻生幾著 公安調査庁を描く諜報小説

『アンダーカバー 秘録・公安調査庁』麻生幾著 『アンダーカバー 秘録・公安調査庁』麻生幾著

 尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺などで監視活動を行う中国海警局が、中央軍事委員会の指揮下に置かれ、軍事組織と明確に位置づけられることが3月に報じられた。

 中国が海洋権益の拡大路線を突き進み、尖閣諸島をめぐる情勢が新たな段階へと突入するタイミングでの出版となった本書は、日本の情報機関の一つ、公安調査庁が舞台。女性分析官・芳野綾は武装した中国漁船が尖閣諸島に「一斉上陸」するとの情報を入手。中国の真意を探るなかでたどり着いた驚愕(きょうがく)の“シナリオ”は…。

 実態がほとんど知られていない公安調査庁の活動を詳解した諜報小説だ。(幻冬舎・1700円+税)

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