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【第89期棋聖戦決勝トーナメント】稲葉八段がベスト8進出

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【第89期棋聖戦決勝トーナメント】
稲葉八段がベスト8進出

 10連覇を達成した将棋の羽生善治棋聖(47)=竜王=の挑戦者を決める第89期棋聖戦決勝トーナメント1回戦、木村一基九段-稲葉陽八段(29)戦が30日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で指され、稲葉八段が勝ち、ベスト8進出を決めた。稲葉八段はベスト4進出を懸けて佐藤康光九段(48)と対戦する。

 木村九段は千葉県四街道市出身。故佐瀬勇次名誉九段門下。平成9年、四段。29年、九段。タイトル戦登場6回。棋戦優勝2回。通算成績は606勝345敗(勝率0・637)で、本年度成績は16勝17敗(0・485)。

 稲葉八段は兵庫県西宮市出身。井上慶太九段門下。平成20年、四段。28年、八段。士番号は269。タイトル戦登場1回。棋戦優勝1回。通算成績は272勝128敗(勝率0・680)で、本年度成績は26勝19敗(0・578)。

 両者の対戦はこれまで3局あり、木村九段1勝、稲葉八段2勝。

 振り駒の結果、木村九段の先手で対局開始。横歩取り3三角型となった。木村九段は序盤、2一に歩を成った。龍も作り、稲葉八段の飛車も取った。これに対し、稲葉八段は4筋から成桂、と金、角で先手玉に迫った。徐々に形勢をよくした稲葉八段は8筋からも垂れ歩を打ち込み、8七にと金を作り、挟撃態勢を狙った。木村九段はここで20分を使って投了した。終局は午後6時49分。消費時間は木村九段3時間58分稲葉八段3時間21分。

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