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【日本再発見 たびを楽しむ】日本初のオリーブ新品種誕生~小豆島(香川県)

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【日本再発見 たびを楽しむ】
日本初のオリーブ新品種誕生~小豆島(香川県)

日本で初めて開発されたオリーブの新品種「香オリ5号」=香川県農業試験場提供 日本で初めて開発されたオリーブの新品種「香オリ5号」=香川県農業試験場提供

 国内のオリーブ栽培発祥地として知られる香川県・小豆島。瀬戸内海に浮かび、そうめんやしょうゆなど特産品も豊富な同島で、日本初となるオリーブの新品種が誕生し、注目を集めている。

 小豆島にある県農業試験場小豆オリーブ研究所(小豆島町)が、発酵食品研究所(同)の協力を得ながら「香オリ3号」と「香オリ5号」の2品種を開発し、昨年12月に農林水産省から品種登録の出願が受理された。

 3号、5号ともにカビが原因の炭疽(たんそ)病に強く、5号は、オイル中のポリフェノール含有量が主要品種の2、3倍と多いのが特徴だ。

 話題は新品種だけではない。小豆島産を中心とした同県産オリーブは国内生産量の9割以上を占めるが、近年は数々の国際コンテストで入賞し、品質面でも高い評価を得ている。

 例えば、イタリアで出版される「フロスオレイ 世界オリーブオイルガイドブック」の2018年版には香川県内8社のオイルが掲載された。同ガイドに載るオイルは、世界各国の最高級品と同格だ。

 県が手がけた34の生産者を紹介したウェブサイトとパンフレット「香川県のオリーブオイル生産者に出会う本」も今春改訂された。見学や体験情報なども充実している。

 小豆島でオリーブを楽しめる時期は、直近では5月下旬から6月上旬だ。同島で最も広い栽培面積を誇る「東洋オリーブ」の広報担当者は、「空と海、オリーブの木が広がる美しい小豆島にぜひ足を運んでほしい」と語った。同島でオリーブが植栽され今年で110周年。〝ブランド力〟は確かな時を刻み続ける。

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