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【ゆうゆうLife】家族がいてもいなくても(539)晩年の人生の唐突さ

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家族がいてもいなくても(539)晩年の人生の唐突さ

 那須で暮らすようになったら、日の出とともに目覚めるようになった。おおむね朝の5時半頃。寝室のカーテンをそっと開くと、ちょうど、あたりがうっすらと明るくなりかけている。

 ベッドを出たらキッチンに立ち、朝食を作る。食事を終えたら、2時間ほどは、とりあえず集中して仕事をするようにしている。

 それで、ひと仕事を終えて時計を見るとまだ午前10時。午前中にこれほどたっぷり時間があると、すごく得をした気分になる。

 先日は、ぽかぽか陽気に誘われて、若者たちが運営しているという徒歩3分の「森林ノ牧場」に出かけた。

 牧場の入り口には、おしゃれなカフェがある。そこで、私は「ヨーグルトシェイク」を食べるのだ。これが、おいしい。いちごソースをトッピングしたのがお気に入りだけれど、さすがにぜいたくすぎて、いつもとはいかない。何か、へこむようなことがあったら、ここに来て、これを食べて、元気を取り戻そうと思っている。

 カフェの前の小屋には、ヤギのプリンスと、子牛のシャインがいる。彼らの迷惑を顧みず、そばに行ってあれこれ話し掛けているだけで癒やされる。

 この日、カフェのお姉さんに、生まれたてのシャインについて聞いていたら、牧場には他に子牛が5頭、母牛が15頭いて、中を散策すれば、他の子牛にだって、会えると知った。

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