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【囲碁・国際棋戦】井山裕太七冠、優勝ならず ワールド碁チャンピオンシップ

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【囲碁・国際棋戦】
井山裕太七冠、優勝ならず ワールド碁チャンピオンシップ

「ワールド碁チャンピオンシップ」で優勝した韓国の朴廷桓(パク・ジョンファン)九段(左)と、準優勝の井山裕太七冠=19日、東京都千代田区(伊藤洋一撮影) 「ワールド碁チャンピオンシップ」で優勝した韓国の朴廷桓(パク・ジョンファン)九段(左)と、準優勝の井山裕太七冠=19日、東京都千代田区(伊藤洋一撮影)

 囲碁の国際棋戦「ワールド碁チャンピオンシップ」の決勝が19日、東京都千代田区の日本棋院で行われ、韓国の朴廷桓(パク・ジョンファン)九段(25)が128手までで、井山裕太七冠(28)に白番中押し勝ちし連覇を果たした。井山七冠は2013(平成25)年のテレビ囲碁アジア選手権以来の国際棋戦制覇を逃した。

 今大会は日本、中国、韓国、台湾のトップ棋士6人により争われた。シードされた朴九段は中国の柯潔(かけつ)九段(20)を、井山七冠は山下敬吾九段(39)を準決勝で破っていた。

 優勝した朴九段は「出場するだけでも喜ばしいのに、優勝できてうれしい。強豪相手に、教えてもらうつもりで臨んだのがよかった。勝つか負けるかは、いつも五分五分。運が少しだけよかった」と謙虚に語った。

 一方の井山七冠は「もう少し、見せ場を作りたかった。反省点が多い。序盤に後れを取ったので打開しようとして、形勢を損なった。これが現時点での実力差」と悔しそう。対戦成績が2勝4敗になった朴九段について「対局するたびに進歩されている。打ち方が巧みで柔軟。世界トップの中でも、ひとつ抜けている」と感服していた。

 昨年は日本・中国・韓国のトップ棋士と人工知能(AI)を搭載した和製ソフト「Deep Zen Go」の4者が総当たりする方式で朴九段が3戦全勝の優勝、井山七冠は全敗だった。

 井山七冠は本戦32人によるトーナメント「第22回LG杯朝鮮日報棋王戦」で昨秋、柯潔九段に勝ち今年2月の決勝に進出。中国の謝爾豪(しゃ・じごう)五段(19)との三番勝負では1勝2敗の接戦だったため、今大会も期待されていた。

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