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【主張】大飯原発3号 「再稼働の春」に期待する

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【主張】
大飯原発3号 「再稼働の春」に期待する

 関西電力の大飯原発3号機(福井県おおい町)が再稼働した。

 新規制基準に合格しての再稼働は、九州電力川内1、2号機、四国電力伊方3号機、関電高浜3、4号機に続いて6基目だ。

 原子力発電は、ベース電源に適した安定性を備えている上に、運転による二酸化炭素(CO2)の排出もないという特性を持っている。

 政府は、安全性を大幅に向上させた原発の活用に向けて、一層の信頼回復に努めるべきである。

 今年末の国連気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)では「パリ協定」のCO2排出削減についての詳細なルールが決められることになっている。

 この国際交渉に対応するためにも原発再稼働の進捗(しんちょく)は不可欠だ。福島事故以降、国内の原発の長期停止が続いているために、それを火力発電で補う結果、日本のCO2排出量は増えている。

 太陽光や風力発電は増加しているが、夜間や雨天、無風時には火力発電の助けを借りる。だから削減の切り札にはなりにくい。

 また、火力発電の燃料輸入によって、年額1兆円を超える国富流出が続く現状にも終止符を打ちたい。そのためにも原発の再稼働は避けて通れない道である。

 原発に悪者のレッテルを貼り、呪詛(じゅそ)するだけでは、事態は改善に向かわない。「正しく怖がる」ことが大切だ。

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