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ホーキング博士死去 難病と闘い情熱で宇宙の謎探究

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ホーキング博士死去 難病と闘い情熱で宇宙の謎探究

宇宙物理学者のホーキング博士=2016年4月12日、ニューヨーク(ロイター) 宇宙物理学者のホーキング博士=2016年4月12日、ニューヨーク(ロイター)

 「車いすの天才科学者」と呼ばれ、14日に死去した英物理学者のスティーブン・ホーキング博士。闘病生活を送りながら独創的な理論を提唱し、宇宙論に偉大な足跡を残す一方、前向きな生き方や積極的な言動でも世界に影響を与えた。

 ホーキング氏は名門の英オックスフォード大を首席で卒業後、ケンブリッジ大大学院に進学。21歳のとき運動神経に障害が生じる難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断され、余命2年と宣告された。

 絶望の中で研究に打ち込み、宇宙の始まりに関する常識破りの新理論を発表。「理論はすべて頭の中のことだから、障害も大きなハンディキャップにはなっていない」。宇宙ブームを呼んだ一般向けの著書『ホーキング、宇宙を語る』(早川書房)に、こう記した。

 筋肉が徐々に衰える中で、車いすに取り付けた小型コンピューターを頬で操作して文章を作り、音声合成装置で“発言”して研究を続けた。名古屋大の杉山直教授(宇宙論)は「研究に必要な議論や計算ができなくなっても、新しい考えを発表したのはすごい。最大の努力と情熱で宇宙に挑戦した」とたたえた。

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