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【将棋】ドラマ生む「将棋界一番長い日」 A級順位戦、名人挑戦かけプレーオフ進行中

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【将棋】
ドラマ生む「将棋界一番長い日」 A級順位戦、名人挑戦かけプレーオフ進行中

 そのプレーオフは「パラマス式トーナメント」で、前期の成績に基づいた順位の低い順から戦う。上位棋士ほど有利で、名人挑戦に一番近かった久保王将と豊島八段は順位が下位のため、5連勝しないと名人に挑戦できない。

 一方、6回戦を終えた時点で2勝4敗だった稲葉八段は名人挑戦どころか、降級も危ぶまれた。しかし、順位が1位のため、プレーオフでは1勝すれば2期連続での名人挑戦が決まる。

 進行中のプレーオフでは豊島八段が1回戦から3連勝し、18日に準決勝で羽生棋聖と対戦。勝者が稲葉八段との決勝に臨み、名人挑戦者が決まる。

 3人の降級枠をめぐっても「まさか」が起きた。4勝5敗で並んでいた三浦弘行九段(44)との直接対局に敗れた渡辺棋王は4勝6敗となり、B級1組への降級が決まった。

 渡辺棋王は史上4人目の中学生棋士としてデビュー。将棋界初の「永世竜王」を獲得し、「永世棋王」の資格も持つ。タイトル獲得は通算19期で、A級在位も連続8期。

 終局後、渡辺棋王は「白星が先行しなかったので苦しい戦いだった。他棋戦も内容が悪かった。順位戦でもそういう結果になってしまった」と静かに語った。

 ドラマを生んだ「将棋界の一番長い日」。来週には名人挑戦者が決まる。

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