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【将棋】ドラマ生む「将棋界一番長い日」 A級順位戦、名人挑戦かけプレーオフ進行中

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【将棋】
ドラマ生む「将棋界一番長い日」 A級順位戦、名人挑戦かけプレーオフ進行中

 しかし、2人とも敗れ、5勝4敗の稲葉陽八段(29)、広瀬章人八段(31)、佐藤康光九段(48)の3人が勝つと、全対局を終えている羽生善治棋聖(47)=竜王=を加えた6人が6勝4敗で並ぶ。

 対局は午前9時開始。各部屋で行われるため、他局の結果は分からない。午後10時18分、豊島八段が広瀬八段に敗れた。この時点で、久保王将が勝てば名人挑戦が決まる。

 検討室にいる多くの棋士たちは盤面を映しだすモニターを見て検討している。その間に稲葉八段、佐藤九段が勝ち、5人が6勝4敗で並んだ。あるベテラン棋士は「何かおもしろい方、おもしろい方に進んでいるね」と苦笑いした。

 最後まで残った久保王将対深浦九段戦は午前0時を回っていた。久保王将が勝てば名人挑戦、負ければ6人でのプレーオフ。久保王将が徐々に劣勢に追い込まれる盤上を映すモニターの前には鈴木大介九段や青野九段ら多くの棋士や記者が集まり、形勢を見守った。

 そして午前0時15分、久保王将が力尽きて投了。この瞬間、6人でのプレーオフが決まった。終局後、久保王将は「(プレーオフについて)今は何も。しっかりと指していきたい」。その声は震えていたように聞こえた。

 羽生棋聖は、6人によるプレーオフを料亭内での大盤解説中に知った。佐藤九段も6人でのプレーオフに驚いた。

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