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「のらぼう菜」ブランド化後押し 川崎市 農家収入増、農業活性化に期待

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「のらぼう菜」ブランド化後押し 川崎市 農家収入増、農業活性化に期待

川崎市内で栽培されたのらぼう菜 川崎市内で栽培されたのらぼう菜

 「都市農業」の活性化を目指す川崎市は郷土野菜「のらぼう菜」に注目し、普及に力を入れている。市は県や大学とともに進めてきた栽培研究の結果をまとめた「栽培マニュアル」を発行。のらぼう菜の生産を拡大してブランド化を目指す方針だ。のらぼう菜は容易に栽培ができ、裏作による収入増も望めることから、農業関係者は市の強い後押しを受けて鼻息を荒くしている。(外崎晃彦、写真も)

 のらぼう菜は小松菜や菜の花に似たアブラナ科の野菜。多摩、麻生など市中北部の各区で約170軒の農家が栽培を手がけており、作付面積は市内で計約2・6ヘクタール。年間の生産量は約10トン(平成25年度)で、1袋(約200グラム)が約200円程度で売られている。

 ■メリットさまざま

 市がのらぼう菜の普及を後押しする背景には、栽培が容易で高齢農家でも参入しやすい▽休耕期に栽培できるため収入増につながる▽都市農業の活性化に寄与する-など、さまざまなメリットを見いだしているためだ。

 市農地課の担当者は「のらぼう菜は土壌を選ばず、比較的容易に栽培できる。高齢の農業者でも参入しやすい」と期待を込める。畑だけでなく、収穫を終えたあとの水田でも栽培できることから、裏作での栽培が可能なのだ。だからこそ参入によって農家の収入増が期待できるという。

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