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「本当の結婚式とは」 ウエディングプランナーだった亡き父のメッセージ、2代目社長が書籍化 静岡 

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「本当の結婚式とは」 ウエディングプランナーだった亡き父のメッセージ、2代目社長が書籍化 静岡 

最高の結婚式づくりに生涯をかけた先代社長のエッセーを集めて本として出版した「アニバーサリー」の鈴木啓太社長 最高の結婚式づくりに生涯をかけた先代社長のエッセーを集めて本として出版した「アニバーサリー」の鈴木啓太社長

 結婚式などを手掛ける「アニバーサリー」(静岡市葵区)の社長、鈴木啓太さん(34)が先代で平成28年末に55歳で他界した父・良太郎さんが書き残したエッセーなどを集めた「100年恋するウエディング~ウエディングに生涯をかけた鈴木良太郎からのメッセージ~」を出版した。良太郎さんは12年間結婚式場に勤めた後、独立して富士市にガーデンパーティーや結婚式などが行える施設「メゾン・ド・アニヴェルセル」をオープン。鈴木さんは「本には結婚式に生涯をかけた父の思いや本当の結婚式のあり方が詰まっている」と話す。(島田清)

 鈴木さんは高校卒業後、父親が立ち上げた静岡市内の洋菓子店「セティボン」に入社。同店でパティシエとしての修行を積み、アニバーサリーが手掛ける結婚式でのウエディングケーキの製作やさまざまな洋菓子づくりに携わってきた。

 しかし、28年10月に父・良太郎さんががんで急死。2代目社長に就任後、会社の経営方針などをめぐって悩んでいる時に、生涯にわたって結婚式にプランナーとして携わってきた父が書きとどめていたエッセーや詩などが残されていることを知った。

 結婚式の案内に料理と、分業制が進む今のブライダル業界について「結婚式のあり方が軽くなっているのではないか」と感じていたという鈴木さん。良太郎さんが書き残したエッセーには「お二人のお手伝いをさせていただくことが何よりもうれしい」「お客様の幸せを願い、真剣に、実直に向き合う」-など結婚式づくりに対する熱い思いがつづられており、読んでいて思わず目頭が熱くなったという。

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