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栄村の震度6強の地震から7年 灯明祭りで復興への祈り捧げる 長野

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栄村の震度6強の地震から7年 灯明祭りで復興への祈り捧げる 長野

会場では村民らが並べたろうそくの明かりで「3・12栄村」の文字が浮かび上がった=12日、栄村(三宅真太郎撮影) 会場では村民らが並べたろうそくの明かりで「3・12栄村」の文字が浮かび上がった=12日、栄村(三宅真太郎撮影)

 東日本大震災の発生翌日に、長野県栄村で発生した最大震度6強の地震から12日で7年を迎えた。村の中心部では、復興を願ってろうそくに火をともす「灯明祭」が開かれ、村民らが祈りをささげ、今後の村づくりへの思いを新たにした。

 灯明祭では、道沿いやJR森宮野原駅前の広場にろうそくが並べられ、ほのかな明かりの中に「3・12栄村」の文字が浮かび上がった。

 森重俊幸副村長はあいさつで、「マイナスをプラスに変えて、村民の幸せにつなげていきたい」と語った。

 震災による住宅の全半壊、一部損壊は約700棟に上り、道路や橋なども大きく損壊。だが村はすでに、復興事業を完了した。もっとも、震災後5年間で人口が約12%減少し、現在も2千人を下回るなど、人口減少や高齢化に歯止めのかからない状況が続く。

 このため、村は昨年度から、「第6次栄村総合振興計画」をスタートさせ、38年度までの10年間で、地元のブランド牛をはじめとした畜産業の振興や、観光資源の掘り起しなどに取り組み、人口減少問題などの解決に全力をあげている。

 村の避難所には当時、最大で村民の約8割に当たる約1800人が避難した。地震による直接の犠牲者はいなかったが、避難生活による過労やストレスで亡くなった男女3人が「災害関連死」と認定された。灯明祭では、この3人に黙祷(もくとう)がささげられた。

 栄村の地震は、東日本大震災の翌日の混乱の中で起きたこともあり、「忘れられた震災」などと呼ばれている。

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