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【東京・まち・ひと・物語】巣鴨から各地の魅力発信 大正大生が運営する異色アンテナショップ

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【東京・まち・ひと・物語】
巣鴨から各地の魅力発信 大正大生が運営する異色アンテナショップ

参拝客や観光客、地元の買い物客でにぎわうアンテナショップ「座・ガモール」3号店=6日、東京都豊島区(森山昌秀撮影) 参拝客や観光客、地元の買い物客でにぎわうアンテナショップ「座・ガモール」3号店=6日、東京都豊島区(森山昌秀撮影)

客から教わることも

 「夕食のおかずを買おうと思って」「これ、安くてお勧めですよ」「アジの丸干し?あら、いいわね」

 3号店で平日午後、買い物に訪れた高齢女性に、孫ほどの若者が魚の開きを売り込む。今時、都内では珍しい光景だ。

 商品を売り込んだのは、胸に「秋田県出身」の札を付けた同県由利本荘市出身で地域創生学部2年の小川典宏さん(20)。もともと工芸品などの伝統文化に関心があり、食文化の重要性も感じ始めたため、昨年5月オープンの1号店でアルバイトを経験。3号店では開店前から運営に携わったという。

 「『出身地はどこ』と聞かれることが多い。マニュアル対応だけでは駄目で人と人とのコミュニケーションが不可欠だと感じる。食べ物や地域の文化などお客さんから教わることも多い」と小川さん。

 試験期間で店舗に出られない学生を「最近見ないね」と心配する高齢客もいるという。

 同大は「巣鴨を通じて情報発信し、今後も連携自治体と地方の店を増やしていきたい」としている。(森山昌秀)

     

 「座・ガモール」(1~3号店)は午前10時半~午後5時半。水曜定休だが、4、14、24日が水曜の場合は営業し翌日休業。

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