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【東京・まち・ひと・物語】巣鴨から各地の魅力発信 大正大生が運営する異色アンテナショップ

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【東京・まち・ひと・物語】
巣鴨から各地の魅力発信 大正大生が運営する異色アンテナショップ

参拝客や観光客、地元の買い物客でにぎわうアンテナショップ「座・ガモール」3号店=6日、東京都豊島区(森山昌秀撮影) 参拝客や観光客、地元の買い物客でにぎわうアンテナショップ「座・ガモール」3号店=6日、東京都豊島区(森山昌秀撮影)

 大正大学(東京都豊島区)が、連携する地方自治体の活性化を目指して、大学周辺にアンテナショップ「座・ガモール」を開設し、活動を進めている。昨年5月の1、2号店に続き、先月14日には巣鴨駅近くに3号店「座・ガモール神の国から」がオープンした。店で働く学生の地道な努力もあり連日、にぎわいを見せている。

大学が商店街と連携

 大正大は平成26年、巣鴨駅前、巣鴨地蔵通りなど地元3商店街と連携して一般社団法人を設立。地方と巣鴨地域の共生を目指す「すがもプロジェクト」の一つとして実現したのが、このアンテナショップ事業だ。

 同大は28年4月に地域創生学部を開設。1、3年生向けに年40日間の地域実習がある。ショップは学生にとり、研究成果を踏まえ、各地域の資源を発信する「フィールドワークの場」でもある。

 座・ガモールには複数自治体の産品が並ぶのが特色だ。

 1号店は、東日本大震災以降、同大が復興支援を手伝う宮城県南三陸町、山形県長井市や最上町など6自治体の食品や手拭いなどが並ぶ。2号店は、同大が仏教系大学として縁の深い京都の物産品、若手の伝統工芸職人の作品などを扱う。3号店も地域実習のつながりがある延岡市や高千穂町ほか宮崎県北部の農作物加工品や菓子、酒類など約300点を販売する。

 客層は巣鴨への参拝客や観光客、店舗で扱う地域の出身者、夕飯の買い物などで立ち寄る地元住民ら。3店舗とも同学部1、2年生計14人が仕入れから陳列、在庫確認、販売まで担当し、時には生産者と売れ行きや商品説明について意見交換することもある。

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