産経ニュース

元陸上自衛隊員、佐野紀元さん一家「次は東京五輪で」 ロス五輪のアンデルセン選手と交流30年

ライフ ライフ

記事詳細

更新


元陸上自衛隊員、佐野紀元さん一家「次は東京五輪で」 ロス五輪のアンデルセン選手と交流30年

アンデルセン選手と文通を続けている元陸上自衛隊員で警備会社顧問の佐野紀元さん=東京都練馬区(牛田久美撮影、画像の一部を処理しています) アンデルセン選手と文通を続けている元陸上自衛隊員で警備会社顧問の佐野紀元さん=東京都練馬区(牛田久美撮影、画像の一部を処理しています)

 韓国では冬季パラリンピック平昌大会で、熱戦が繰り広げられている。開催地の人々とアスリートとの交流は、大会の大きな目的の一つでもあるはずだ。ロサンゼルス五輪(1984年)の女子マラソンで陸上ファンの記憶に残る選手、ガブリエラ・アンデルセン選手(72)=スイス=は今も、日本人一家と温かい交流を続けている。きっかけは86年、札幌国際スキーマラソン大会へ招かれたときのホームステイだった。(牛田久美)

 ◆試食が大好き

 アンデルセン選手と文通を続けているのは、東京都練馬区の元陸上自衛隊員、佐野紀元さん(74)。札幌市の自衛隊札幌地方連絡部(現・地方協力本部)へ赴任中、市の募集に応じ、自宅へ迎えた。

 アンデルセンさんは39歳でロス五輪へ出場。フラフラとよろめきながら完走し世界中から喝采を浴びた。当時の映像などによると、競技場へ入ってきた姿に観衆はどよめいたが、やがて総立ちの応援に。37位でゴール、「勝者に劣りません」と実況中継された。新聞は「最後の10メートルに二十数秒を費やし」「地鳴りのような歓声」と伝える。

 翌85年の大阪国際女子マラソンでは5位。アンデルセン選手は日本が大好きになり、翌年は大阪、札幌などの大会に出場、日本の家庭でのホームステイを強く希望した。

続きを読む

このニュースの写真

  • 元陸上自衛隊員、佐野紀元さん一家「次は東京五輪で」 ロス五輪のアンデルセン選手と交流30年

「ライフ」のランキング