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【明治の50冊】(9)二葉亭四迷「浮雲」 苦悩描き、近代小説の原動力に

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【明治の50冊】
(9)二葉亭四迷「浮雲」 苦悩描き、近代小説の原動力に

『浮雲』(第二編)表紙。二葉亭は当時無名だったため、坪内逍遥(雄蔵)名義で出版された 『浮雲』(第二編)表紙。二葉亭は当時無名だったため、坪内逍遥(雄蔵)名義で出版された

                  

【用語解説】二葉亭四迷

 ふたばてい・しめい 元治元(1864)年、尾張藩士の子として江戸で生まれる。本名・長谷川辰之助。東京外国語学校露語科でロシア文学を学び、明治20年、山田美妙著『風琴調一節』とともに言文一致体初の小説『浮雲』を出版。翻訳『あひゞき』『めぐりあひ』なども次々発表。内閣官報局員、東京外国語学校教授、事業家を経て、大阪朝日新聞社東京出張員となり、小説『其面影』『平凡』を連載。特派員としてロシアに渡ったが、肺結核で帰国途上の明治42(1909)年5月10日、ベンガル湾上の船中で死去。

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