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【東日本大震災7年】政府主催追悼式遺族代表 「3月11日午後2時46分を決して忘れない」 磯崎一元さん(73)=岩手県釜石市出身

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【東日本大震災7年】
政府主催追悼式遺族代表 「3月11日午後2時46分を決して忘れない」 磯崎一元さん(73)=岩手県釜石市出身

東日本大震災の発生から7年、政府主催の追悼式。岩手県遺族代表の磯崎一元さん=(内閣府提供) 東日本大震災の発生から7年、政府主催の追悼式。岩手県遺族代表の磯崎一元さん=(内閣府提供)

 あの日、平成23年3月11日午後2時46分に地震が発生し、釜石で一人暮らしていた90歳の母親を亡くしました。

 当時、東京で暮らしていた私は、仕事中で、かなりの揺れを感じました。震源が三陸沖と知り、母に連絡を取ろうとしましたが、連絡が取れません。すぐに安否確認に向かいたかったのですが、交通マヒ状態が続き、釜石に到着したのは、それから1週間後のことでした。

 避難場所を回り探しましたが見つかりません。自宅はがれきの山で、足がすくむほどでした。ここにはいないと思いましたが、つい「オフクロ、オフクロ」と叫んでしまいました。

 翌週、弟妹たちと自宅付近を捜索しましたが、見つかりません。自衛隊にご協力いただき、自宅を捜索していたときに災害本部より連絡があり、近くの安置所で、顔右側にカスリ傷、その他は無キズ状態でいまにも起きそうな顔色の母に対面しました。3月28日午前11時20分でした。愛用の腕時計を遺品として受け取りました。

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