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【将棋】藤井聡太五段の歴史的一戦、拍手湧く 羽生棋聖「終盤の入り口から少しずつ苦しいかなと…」

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藤井聡太五段の歴史的一戦、拍手湧く 羽生棋聖「終盤の入り口から少しずつ苦しいかなと…」

 羽生善治(はぶよしはる)棋聖(きせい)=竜王=が一礼して投了を告げると、藤井聡太五段も頭を深々と下げて応じた。その瞬間、会場となった東京都千代田区の有楽町朝日ホールに集まった約600人のファンからは、大きな拍手が湧き起こった。

 注目を集めた17日の対局は、新星が王者を上回り、歴史的な一戦となった。

 藤井五段は対局後のインタビューで「難しい将棋で、(勝てそうかどうかは)ずっと分からなかった」。一進一退が続き、羽生棋聖は「終盤の入り口から少しずつ苦しいかなと思って指していた」と振り返った。

 偉業を成し遂げた藤井五段は、インタビューの間も笑顔を見せることはなく、小さな声で淡々とした口ぶり。感想戦になり、やっと表情が和らいだ。

 会場にはファンが詰め掛け、対局開始の1時間以上前から長蛇の列ができた。藤井五段のファンという千葉市の50代の主婦は対局前に「息子を応援するような気持ちで、楽しみです」と期待を寄せ、横浜市から訪れた小学5年の男児は「藤井五段の活躍を知って将棋を始めました。藤井五段に勝ってほしい」と話していた。

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