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【高校指導要領改定案】横軸で「世界と日本」考察 歴史総合 高校現場は戸惑い

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【高校指導要領改定案】
横軸で「世界と日本」考察 歴史総合 高校現場は戸惑い

 文部科学省幹部は「歴史総合を通じて現在の国際関係を見る眼を養うことにもつながる」と期待する。

 ただ、学校現場では戸惑いもある。都立高校で日本史を教える女性教員は「教員は日本史担当と世界史担当に分かれており、どちらが教えることになるのか想像がつかない」と漏らす。

 東京学芸大副学長で日本近世史や歴史教育を担当する大石学教授は「日本史教員と世界史教員ともに、日本と世界が緊密化する近現代史の課題について、より広い視野から主体的にとらえる姿勢が大切になるが、特に近現代とつながる現代社会の課題を見つける力が求められる」と指摘する。

 その上で「データや資料に基づき課題を解決する力を重視する歴史総合では、教員も生徒と一緒に課題発見・解決能力を磨くことが必要だ。知識注入型授業からの発想の転換が求められ、大学での教員養成の在り方も変わってくるだろう」と話している。

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