産経ニュース

竹ねぶた、半世紀ぶりに復活 ねぶた名人・千葉さん再現「素朴な味わい楽しんで」

ライフ ライフ

記事詳細

更新


竹ねぶた、半世紀ぶりに復活 ねぶた名人・千葉さん再現「素朴な味わい楽しんで」

展示に向け、最後の仕上げを行う千葉作龍さん=1月31日、青森市(福田徳行撮影) 展示に向け、最後の仕上げを行う千葉作龍さん=1月31日、青森市(福田徳行撮影)

 約1カ月の制作期間を通して「約60年前にタイムスリップし、少年のような気分で遊びながら作ることができた」と感慨深げに話す千葉さんだが、針金とはやはり勝手が違った。

 「竹は一定方向にしか曲がらないので、自然のしなりを優先し、竹の言うことを聞くように作った」

 思い通りに曲線を描くことができる針金と違って、当時のねぶたの制作技術の高さを認識するとともに、竹が醸し出すシンプルな「味わい」を再認識したという。

 同館には「青森ねぶた祭」(8月2~7日)で運行された大型ねぶたの一部が展示され、毎年祭りが終わると入れ替えている。千葉さんは「竹ねぶたを通してねぶた制作の新たな勉強になった。今のねぶたと比較してできるだけ多くの人に違いを楽しんでほしい」と呼びかけている。同館の担当者は「ワ・ラッセの貴重な資料として展示、保存したい」と話している。

「ライフ」のランキング