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IDで安全に身元確認サービス 認知症、徘徊に対応

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IDで安全に身元確認サービス 認知症、徘徊に対応

 認知症のお年寄りが徘徊(はいかい)した場合などに、あらかじめサービスに登録し、ネックレスやカードを身につけておくことで、家族や勤務先に連絡される「CSS(コラントッテ・セーフティ・システム)」の一般向け販売を、健康器具販売を主力としている「コラントッテ」(本社・大阪市中央区)が始めた。小松克已社長(61)は「身につける商品を取り扱っているわれわれが、社会の役に立ちたいと思ってサービスを始めました」と話す。(広瀬一雄)

 ◆24時間対応、管理

 同社は、警察や消防機関などからの問い合わせに24時間365日対応する管理センターを設置。サービス利用者は、登録IDがついたネックレスタイプのリングやキーホルダー、緊急時連絡カードを身につけ、そこにセンターのフリーコール番号が書かれている。

 例えば認知症のお年寄りが外を徘徊して見つかった場合や、高齢者が外で体調を悪くした場合、保護するなどした警察や消防機関がセンターに連絡。管理センターは、あらかじめ登録された連絡先に通報する-という仕組み。

 認知症のお年寄りが、自宅の住所や電話番号を明記したカードなどを持ち歩くことはよくある。しかし、この方法ではプライバシーが守られなかったり、犯罪に巻き込まれる可能性も指摘されていた。

 連絡先は5件まで登録でき、万が一家族が不在でも、携帯電話に連絡される。「お年寄りでなくても、例えば友人とゴルフをしていて体調が悪くなった場合、友人は、その人の自宅や家族の連絡先までは知らない場合が多いはず。その場合でも連絡がつきます」(小松社長)

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