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風疹…30~50代男性が感染源に「帰国後に出社、職場で集団感染」 自治体が費用補助も

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風疹…30~50代男性が感染源に「帰国後に出社、職場で集団感染」 自治体が費用補助も

 東京五輪での流行を懸念

 インドや中国、インドネシアなど海外では依然として風疹が流行する地域がある。また、大規模な国際交流イベントの開催時に大流行する傾向があり、2年後の東京五輪・パラリンピック開催時の流行が懸念されている。

 感染を防ぐにはワクチン接種が有効だ。ただ、予防接種法で風疹のワクチンが男女ともに定期接種となったのは昭和54年4月2日生まれから。また、62年10月1日生まれまでは、中学生のときに医療機関で個別接種する方法だったため、それ以降の乳幼児期での接種に比べ接種率が低い。こうしたことから、95%以上が望ましい抗体保有率が30代後半~50代男性では75~80%にとどまる。

 日本産婦人科医会常務理事で横浜医療センターの平原史樹院長は「30~50代男性は働き盛りで海外渡航の機会も多い。帰国後、感染に気付かず出社することが職場の集団感染の原因にもなっている」と指摘する。

 女性は、男性より早く風疹ワクチンが定期接種となったが、平成2年4月2日より前に生まれた人は1回のみの接種だった。抗体が十分ついていない可能性があり、風疹が流行すると感染する恐れがある。

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