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「盲導犬」入店拒否や偏見…今も課題 育成団体の発足から半世紀 高齢化に対応 

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「盲導犬」入店拒否や偏見…今も課題 育成団体の発足から半世紀 高齢化に対応 

盲導犬のベイスと地下鉄に乗って出勤する門川紳一郎さん=大阪市 盲導犬のベイスと地下鉄に乗って出勤する門川紳一郎さん=大阪市

 無理解が背景に

 盲導犬の現役期間は一般的に2歳から10歳ごろまでで、繁殖した子犬のうち、盲導犬になるのは3~4割。利用者とのマッチングは1年ほどかかり、繁殖や訓練技術の向上が必要になる。

 誤解や偏見をどう取り除くかも大きな課題だ。国は、飲食店やホテルなどでの同伴受け入れを義務付けている。だが盲導犬協会の29年の調査では、入店やタクシー乗車を断られた人は55%に上った。他の客への気兼ねや、利用者が衛生面に配慮していることへの無理解があるとみられる。

 盲導犬を連れた男性が駅ホームから転落死した事故もあり、安全対策の徹底も必要だ。盲導犬協会は「犬と一緒でもできないことはある。大丈夫と思わず、困っていたら積極的に声を掛けるなどしてほしい」と訴える。

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