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【技あり!ほねつぎの健康術】(43)呼吸筋を鍛えましょう

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【技あり!ほねつぎの健康術】
(43)呼吸筋を鍛えましょう

 われわれの施術所に通院する90歳超の高齢者は、しっかりとした大きな声でお話しされる方が多く、けがの回復も早いことを実感しています。その背景には呼吸筋の強さがあることが推測され、そこに長生きと元気の秘密があるのかもしれません。

 人間の呼吸は肺が自発的に動くのではなく、肺の周りの10以上の筋肉が胸を広げたり縮めたりすることで繰り返されます。横隔膜をはじめとするこれらの筋群を総称して呼吸筋といいます。

 呼吸筋によって動かされる肺は酸素を体内に取り込む役割を担っています。その機能が低下すると、血行不良や疲れ、息切れが起こりやすく、誤嚥性(ごえんせい)肺炎やインフルエンザ、気管支喘息(ぜんそく)などのリスクも高まるといわれています。

 呼吸筋も加齢や運動不足で衰えますが、適切なトレーニングで鍛えることができます。肺機能の保持・増進のために呼吸筋のトレーニングを心がけてはいかがでしょう。

 簡単なトレーニングは、深呼吸です。鼻でゆっくり深く息を吸い、口でゆっくり全部吐き切る。これを胸の動きを意識して10回程度繰り返します。ストローを使って口をすぼめて息を吐いたりテレビを見ながら風船を膨らませたりといった習慣を身につけるのもよいでしょう。

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