産経ニュース

【健康カフェ】(114)家族の認知症 同居していても気づかないケースも

ライフ ライフ

記事詳細

更新

【健康カフェ】
(114)家族の認知症 同居していても気づかないケースも

 60代や70代前半など比較的若い高齢者の場合、多少おかしなことがあっても、同居する娘や息子も「認知症になるにはまだ早い」「年を取ればこんなものだろう」と考えてしまうためのようです。親がもともと内向的な性格だったり意思疎通の機会が減ったりしていると、気付かれないことはよくあります。認知症といっても、最初のころはうまく取り繕うことができますので、それなりに日常生活が送れていることも周りが気付きにくい一因です。

 ただ、認知症を放置することは、本人も周りの家族も、つらい思いをすることになります。認知症を早期に発見することで、その人に合った治療や生活を早くから用意することができるためです。また、脳の病気や鬱病、甲状腺の病気など、症状は認知症と似ていても治療可能な病気が見つかることもあります。

 冒頭の女性は、専門医の診察を受けアルツハイマー病と診断されました。息子さんは、家族といっしょに女性を見守り、支えるような態勢を整えたそうです。そのかいあってか、女性の症状は落ち着いたまま推移しています。糖尿病の薬もきちんと服用するようになり、血糖値が正常に近づきつつあります。

続きを読む

関連ニュース

「ライフ」のランキング