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【びっくりサイエンス】世界最大の頭脳集団「中国科学院」 共産党が強力に後押し、日本との勢いの差は歴然 垣間見える課題も

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【びっくりサイエンス】
世界最大の頭脳集団「中国科学院」 共産党が強力に後押し、日本との勢いの差は歴然 垣間見える課題も

中国科学院傘下の国家天文台が建設した直径500メートルの世界最大級の電波望遠鏡「FAST」=2016年9月、中国貴州省(新華社=共同) 中国科学院傘下の国家天文台が建設した直径500メートルの世界最大級の電波望遠鏡「FAST」=2016年9月、中国貴州省(新華社=共同)

 6万9千人対3千5百人--。これは中国における科学技術の総本山「中国科学院」と、日本唯一の自然科学系総合研究所である理化学研究所の人員を比べたものだ。中国共産党は1949年の建国直後に中国科学院を設置。科学技術を軍事や経済の根幹と見据えて投資を惜しまず、現在の年間予算は1兆円とも言われる。近年の勢いはすさまじく、科学技術の凋落が著しい日本との差は歴然だ。

 中国科学院は、日本の内閣に相当する国務院に直属し、自然科学系の研究開発や高等教育などを主な任務としている。傘下には高エネルギー物理研究所(北京)や上海生命科学研究院(上海)、深●(=土へんに川)先進技術研究院(広東省)をはじめとして、全土に100カ所以上の研究所がある。7万人近い人員は、研究機関としては恐らく世界一だ。

 各研究所を通じて多数の研究施設を運用しており、主なものとしては(1)最新鋭の超電導トカマク型核融合実験装置「EAST」(安徽省)(2)近隣の原子力発電所から発生する素粒子ニュートリノを調べる大亜湾ニュートリノ観測所(広東省)(3)直径500メートルの巨大な電波望遠鏡「FAST」(貴州省)--などが挙げられる。

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