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【第6回赤ひげ大賞】「いい人生のおみやげ」 7氏が喜びの声

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【第6回赤ひげ大賞】
「いい人生のおみやげ」 7氏が喜びの声

レセプションで塚本内科医院理事長で院長の塚本眞言医師(右から2人目)の家族と歓談する加藤勝信厚労相(右)=9日午後、東京都千代田区(桐原正道撮影) レセプションで塚本内科医院理事長で院長の塚本眞言医師(右から2人目)の家族と歓談する加藤勝信厚労相(右)=9日午後、東京都千代田区(桐原正道撮影)

 第6回日本医師会赤ひげ大賞の表彰式とレセプションが9日、東京都内で行われ、特別賞と合わせて7人の医師が表彰された。歴代最年長となる新潟県の藤巻医院の藤巻幹夫理事(90)は「一生懸命にやってきた証拠。いい人生のお土産をいただいた」と喜んだ。

 静岡県の河井医院の河井文健(ふみたけ)院長(77)は「あっという間の50年だった。地域は医療過疎。80歳まではがんばりたい」と力を込め、岡山県の塚本内科医院の塚本眞言(まこと)院長(67)は「地域医療に携わる医師として最高の賞をいただけた」と笑顔を見せた。

 香川県の松原病院の松原奎一(けいいち)理事長(75)は「昔みた赤ちゃんが今、子供をつれてくる」と地域の子供の健康を長年見守ってきた醍醐(だいご)味を語った。佐賀県の水上医院の水上忠弘院長(73)は「要介護の高齢者が地域で生涯を終えるには、思いやりのある連携が必要だ」と課題を挙げた。

 今回、初めて設けられた選考委員特別賞は、東日本大震災の津波で宮城県南三陸町の自院をなくしながらも、被災者に励まされ地域で医療活動を再開した2氏に与えられた。歌津八番クリニックの鎌田(かまだ)眞人(まさと)院長(60)は「もうじき震災から7年になるが、住民たちはかなり無理をしている。あまりがんばらなくてもいいんじゃないかと伝えている」、佐藤徹内科クリニックの佐藤徹院長(59)は「少子高齢化は以前より加速している。地域に寄り添って診療を継続していきたい」と決意を述べた。

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