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【囲碁】井山裕太七冠、国際棋戦Vおあずけ 「負けた経験は次にいかす」

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井山裕太七冠、国際棋戦Vおあずけ 「負けた経験は次にいかす」

囲碁の第22回LG杯朝鮮日報棋王戦決勝3番勝負の最終第3局に臨む井山裕太碁聖。左は謝爾豪五段=8日午前、東京都千代田区の日本棋院 囲碁の第22回LG杯朝鮮日報棋王戦決勝3番勝負の最終第3局に臨む井山裕太碁聖。左は謝爾豪五段=8日午前、東京都千代田区の日本棋院

 囲碁の国内七大タイトルを独占する井山裕太十段(28)が挑む国際棋戦「第22回LG杯朝鮮日報棋王戦」の決勝三番勝負第3局が8日、東京都千代田区の日本棋院で行われ、中国の新鋭、謝爾豪(しゃ・じごう)五段(19)が226手までで白番中押し勝ちし、対戦成績2勝1敗で初優勝した。井山十段は第1局(5日)は逆転負け、第2局(7日)は最も差の小さい半目差で逆転勝ちして、第3局に臨んでいた。持ち時間が長く本戦16人以上で戦う主要な国際棋戦での初優勝はならなかった。

 この日の対局は序盤で黒番の井山十段が主導権を握ったが、先の展開を読むのが早い謝五段が安定的な打ち回しで優位に立つと、そのまま大きなミスをおかすことなく逃げ切った。

 謝五段は「勝つことができてうれしい。(自分が)勝てると思ってから、井山さんには粘られた」と、表情を変えることなく話した。

 一方の井山十段は「謝さんの読みは早いし正確。謝さんも才能があるが、これくらいのレベルの棋士はたくさんいるのだろう。この(国際棋戦決勝)舞台に立つことが子供の頃からの目標だった。結果は残念だったが財産になった。この経験をいかし、世界レベルを意識した戦いを続けていきたい。少しでも上にいけるように」と気持ちを切り替えていた。

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