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白豆100粒に写経する日々 刈谷博、21年ぶり個展「the now is」

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白豆100粒に写経する日々 刈谷博、21年ぶり個展「the now is」

「種子経 2017.11.08」2017 (c)KARIYA Hiroshi Courtesy Mizuma Art Gallery 「種子経 2017.11.08」2017 (c)KARIYA Hiroshi Courtesy Mizuma Art Gallery

 アクリル板に貼り付けられた豆粒がケースに収まって展示された不思議な光景を見せる。特異な表現で活躍しているニューヨーク在住のアーティスト、刈谷博(69)の21年ぶりとなる個展が、東京都新宿区のギャラリーで開催されている。

 彼の創作は独創的。素材として使用するのはカリフォルニア産の白豆粒だ。その表面には字が書かれている。記されているのは「the now is」という言葉。「その生を楽しむがいい」といった意味を込めている。

 刈谷は毎日、一握りの白豆粒(およそ100粒)に言葉を書き込んでいく行為を黙々と続けている。その後、豆粒は20センチ四方の板に作者がイメージした形状に貼られていく。「種子経(しゅしきょう)」という作品で、昭和59年から制作を開始し、何度か中断したものの現在も続けている。経を唱えるように、毎日制作する行為自体が表現の重要の要素となっている。

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