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病院経営は多様化の時代に 診療報酬改定で介護との連携に加算 「みとり」充実にも配慮 

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病院経営は多様化の時代に 診療報酬改定で介護との連携に加算 「みとり」充実にも配慮 

 平成30年度の診療報酬改定は、2年に1度行われる診療報酬改定と3年に1度の介護報酬の同時改定となり、団塊の世代が75歳以上になる37年に備える上で実質的に最後の機会となる。医療と介護の連携体制を整える絶好の機会ともいえ、入院医療から在宅医療を促進させるために、さまざまな加算が新設された。在宅医療への促進は膨張する医療費抑制の狙いもある。病院経営は多様化の時代に突入する。(坂井広志)

 今回の診療報酬改定案の基本方針には「人生100年時代を見据えた社会の実現」を据えており、高齢化の到来とともにいかに医療と介護を連携させ、病院で治療を終えた人を円滑に介護施設や自宅に移れるようにするかに腐心した。自宅や介護施設でのみとりの充実にも配慮した。

 これらを実現するには「地域包括ケアシステム」の構築は喫緊の課題だった。高齢者の生活習慣病や認知症が増加傾向にある中、自宅で長期にわたり治療にあたるニーズが高まるのは間違いない。入院期間が長いのは日本の医療の特徴であり、このままだと医療費が膨張の一途をたどるのも目に見えている。

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