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【偽造薬流出事件】需要増・高額・容易に入れ替えか 肝炎薬「ハーボニー」偽造販売

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【偽造薬流出事件】
需要増・高額・容易に入れ替えか 肝炎薬「ハーボニー」偽造販売

 C型肝炎治療薬「ハーボニー」の偽造品流出事件で、40代の夫婦が逮捕された。なぜ2人はハーボニーに目を付けたのか。背景を探ると、患者数の多さに伴う需要▽薬価の高さ▽偽造のしやすさ-など複数の要因が浮かび上がる。

 C型肝炎の原因であるウイルスは血液を通じて感染し、ウイルスが知られていなかった時代に輸血や血液製剤に混入。国内の感染者数は150万人に上る。そのため国などは治療費を助成しており、患者は月1万~2万円で治療できる。

 しかもハーボニーは高い効果が見込まれる新薬で、製薬会社によると平成29年末時点で約8万人が使用。夫婦は「需要があるため、偽造すればもうかる」と考えた可能性がある。

 薬価の高さも犯行の背景にあったもようだ。ハーボニー1錠の薬価は当時約5万5千円で、夫婦が薬の卸売業者に持ち込んだ28錠入りボトルの価格は1本153万4千円。「逮捕リスクを冒してでも、偽造を図る人間がいてもおかしくない額だ」(捜査関係者)

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