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旧粕谷家住宅など3件答申 都指定文化財に都文化財保護審

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旧粕谷家住宅など3件答申 都指定文化財に都文化財保護審

東京都指定文化財候補の「旧粕谷家住宅」=板橋区(都教委提供) 東京都指定文化財候補の「旧粕谷家住宅」=板橋区(都教委提供)

 東京都文化財保護審議会は7日、「旧粕谷(かすや)家住宅」(板橋区)、「熊川の南稲荷(いなり)講膳椀及び膳椀倉」(福生市)、「狐塚古墳(下布田6号墳)」(調布市)の3件を新たな都指定文化財候補として都教育委員会に答申した。

 都教委によると、旧粕谷家住宅は、享保8(1723)年に建てられた大型の古民家で、建築年代が明らかな民家としては都内で最古級。土間と板間の境にある3本の大黒柱など、関東の江戸中期にみられる4つ特徴をすべて備えた例は少ないという。

 熊川の南稲荷講膳椀及び膳椀倉は、江戸時代、個人宅で冠婚葬祭を行う際、会食に使う多数のお膳や食器を共同で所有し、倉に保管する慣習を示すもの。昭和末期以降すたれたが、南稲荷神社の初午行事では現在も一部が使用され、貴重さが認められた。

 狐塚古墳は、調布市の多摩川左岸に5世紀前半~7世紀前半に作られた下布田古墳群に含まれる円墳。外径は60・5メートルで、都内最大規模の円墳として重要だという。

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