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怖がらず、まずは一口 「大昆蟲食博」…国内外の食用昆虫ずらり イナゴ、蜂の子、ざざ虫…サソリまで 長野

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怖がらず、まずは一口 「大昆蟲食博」…国内外の食用昆虫ずらり イナゴ、蜂の子、ざざ虫…サソリまで 長野

「大昆蟲食博」で展示されているコオロギの標本を持つ伊那市創造館の捧剛太館長=27日、長野県伊那市 「大昆蟲食博」で展示されているコオロギの標本を持つ伊那市創造館の捧剛太館長=27日、長野県伊那市

 イナゴ、蜂の子、ざざ虫-。山に囲まれ古くから虫を食してきた長野県伊那市の市創造館で、国内外の昆虫食文化を学べる「大昆蟲食博」が開催されている。3月には試食イベントもあり、捧剛太館長は「怖がらずに見に来て一度は食べてほしい」と話す。5月7日まで。

 細長い胴体から伸びる立派な脚。ぷくぷくした幼虫。展示室に入ると、砂糖やしょうゆで煮込まれたつくだ煮などの料理が並ぶ。実物の虫を乾燥させた標本や、蜂の子捕りのドキュメント映像も。虫だらけの世界に、思わず息をのむ。

 「サソリはエビせんべいのようにパリパリ」といった解説文は、東南アジアで食される昆虫を、捧館長が実際に食べて書いたもの。現地の調理方法は素揚げが一般的という。カンボジアで好まれるコオロギは日本に比べると巨大で、皿の上で黒光りしていた。タランチュラも展示されていた。

 海のない長野県では、古くから昆虫が貴重なタンパク源だった。農業や産業との結びつきが深く、稲の害虫として駆除されたイナゴが食卓に上り、養蚕業では蚕のサナギや脱皮殻を食べたり薬にしたりしていた。

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