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銭湯文化でハマの歴史ひも解く 京浜工業地帯の労働者支え 横浜の2会場で展示会 

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銭湯文化でハマの歴史ひも解く 京浜工業地帯の労働者支え 横浜の2会場で展示会 

昭和33年ごろの銭湯を経営する家族らの写真=いずれも横浜市歴史博物館 昭和33年ごろの銭湯を経営する家族らの写真=いずれも横浜市歴史博物館

 銭湯の文化から横浜の歴史をひも解こうというユニークな企画展「銭湯と横浜」が横浜市歴史博物館と横浜開港資料館の2会場で開催されている。現在では毎日銭湯に通う人は大幅に減少したが、戦後、高度経済成長に合わせるように銭湯は庶民の重要な施設として、単に体を洗い流すだけでなく、さまざまな文化を生んできた。当時を彩った銭湯グッズや写真パネル、ピーク時の詳細な分布図の展示などを通じて、横浜の市民や労働者らが歩んだ歴史を体感できる内容だ。(那須慎一)

 同展を開催中の横浜市歴史博物館の企画展示室に入ると、一定年齢以上の人ならば思わず「懐かしい」と口にしてしまいそうな品々が目に飛び込む。頭にかぶる椅子式のドライヤーやレトロなマッサージ機、さらには昨年9月に閉店した戸塚区の「矢部の湯」の実際の番台など、歴史ある銭湯グッズの数々だ。マッサージ機は、20円を入れるとしっかりと作動する。

■市内に347軒も

 また、平成23年まで営業していた金沢区の「港栄館」の洗い場に貼られていた歌川(安藤)広重の「武陽金沢八勝夜景」をモチーフにしたタイル絵の一部を同博物館が保管し、今回公開。非常に鮮やかで、貴重なものといえる。

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