産経ニュース

【明美ちゃん基金】ミャンマー医療団 本格的な治療開始 「夢みたい」手術受けた女児の母は涙

ライフ ライフ

記事詳細

更新

【明美ちゃん基金】
ミャンマー医療団 本格的な治療開始 「夢みたい」手術受けた女児の母は涙

手術を行う日本やミャンマーの医師ら=5日、ミャンマー・ヤンゴンのヤンキン子供病院(春名中撮影) 手術を行う日本やミャンマーの医師ら=5日、ミャンマー・ヤンゴンのヤンキン子供病院(春名中撮影)

 【ヤンゴン=猿渡友希】国内外の心臓病の子供らを救う「明美ちゃん基金」(産経新聞厚生文化事業団運営)の医療団が4日、ミャンマーに到着し、5日からヤンゴンの国立ヤンキン子供病院で心臓病の子供への治療を開始した。

 医療団は空港到着後、すぐに同病院へ向かい、現地医師らと治療を受ける子供の症例を検討。5日は朝から本格的な手術やカテーテル治療を行った。愛媛大病院から参加した麻酔科医の藤井園子医師(43)は「子供の心臓病手術はより慎重さが必要なので、現地の医師と意思疎通を図りながら協力して進めたい」と話した。

 この日最初に手術室に入った女児、ルェ・ルェさん(5)には、心室中隔欠損症(VSD)と心房中隔欠損症(ASD)の手術を実施。約5時間半後、医師らから手術の終了を聞いた母のナン・ミャ・ヘー・マー・ルィンさん(39)は「夢みたいにうれしい。これからはなんでも好きなことをさせてあげたい」と涙ぐんだ。

 2歳半でVSDなど3つの心臓病と診断されたルェさんには、これまでに約50万円の治療費がかかっているが、一家の月収は公務員の夫とナンさんの内職を合わせても約3万円。2人は親族に借金するなどして費用を工面してきた。

続きを読む

「ライフ」のランキング