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“足利の顔”史跡足利学校や鑁阿寺周辺を公有化へ 住民、業者と連携

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“足利の顔”史跡足利学校や鑁阿寺周辺を公有化へ 住民、業者と連携

史跡足利学校(右側の緑地)、鑁阿寺(上方の緑地)周辺の空撮(足利学校事務所提供) 史跡足利学校(右側の緑地)、鑁阿寺(上方の緑地)周辺の空撮(足利学校事務所提供)

 足利の顔ともいえる史跡足利学校(栃木県足利市昌平町)や鑁阿寺(ばんなじ)(同市家富町)の周辺地域について、市は土地の公有化を進める基本方針を策定した。歴史的な都市景観を保ち、さらに整備していくため乱開発を未然に防ぐ狙いがある。地域住民や不動産業者と連携し、公有化を順次進めていく姿勢だ。(川岸等)

 国宝書籍を所蔵する足利学校は日本遺産に認定され、年間20万人前後が来場。足利氏の氏寺である鑁阿寺本堂は国宝で、共に市の観光中心地として客足が絶えない。一方、市民はそれぞれ「学校様」「大日様」と呼び、学業成就祈願や七五三参り、初詣などで訪れ、心のよりどころにもなっている。

 市はこれまで、文化、観光振興面などから、昭和55年以降、周辺の石畳道路の整備、62年からは対象地域内での建築物の改修に補助金を出し修景保存に力を入れている。また平成14年には史跡足利学校第2次保存整備基本構想を策定し、学校西側の土地の公有化を進め、国史跡面積は当初の1・6ヘクタールから1・8ヘクタールに拡大した。

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