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【本郷和人の日本史ナナメ読み】テレ朝の「殿」細川隆三デスクは細川ガラシャの子孫 先祖は何ともたくましい戦国女性 では細川護煕元首相は?

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【本郷和人の日本史ナナメ読み】
テレ朝の「殿」細川隆三デスクは細川ガラシャの子孫 先祖は何ともたくましい戦国女性 では細川護煕元首相は?

細川重賢像(模本、東大史料編纂所蔵) 細川重賢像(模本、東大史料編纂所蔵)

 現在、本業の『大日本史料』(東大史料編纂(へんさん)所が明治時代から刊行し続けている史料集)の校正が大詰めにさしかかっておりまして。本格的なお話は3月から始めるとして、今月は小ネタを。そうだなあ。戦国女性のたくましさ、おおらかさなんてどうでしょう。

 戦国の身分の高い武家女性の肖像を見てみると、みんな立て膝しているか、ゆったりとしたスカートのような着物の下であぐらをかいている。脚がしびれる正座はしていないのですね。正座するようになるのは江戸時代で、この時代は儒学の影響が大きいのでしょう、「女三界に家なし」とか「子なきは去れ」なんて実にひどいことがいわれた。女性を過度に縛ることが行われたのです。

 黒田藩に仕えた貝原益軒(1630~1714年)は本草学者であり、歴史学者であり、儒学者。つまり最先端の教養人でした。彼には東軒(とうけん)という愛妻がいて、子供はできなかったけれど、夫婦相和し、2人だけの旅行を楽しんだりしていた。お墓だって仲良く並んで立っている。だから、益軒が女性を不当に下に見ていたなどということはありっこない。

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