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【ゆうゆうLife】医療・介護報酬改定 特養の看取り環境を整備

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医療・介護報酬改定 特養の看取り環境を整備

重度の入所者も受け入れが進むか、注目される=横浜市の特別養護老人ホーム 重度の入所者も受け入れが進むか、注目される=横浜市の特別養護老人ホーム

 特養で看取りを行った場合にはこれまでも、施設には一定の上乗せがあった。住み慣れた場所で最期を迎えたい、迎えさせたいという入所者や家族の希望もあり、看取りを行う施設は増えている。一方で、今でも看取りのためにだけ病院に救急搬送する施設もある。

 理由の一つは、特養と契約している配置医が施設で看取りをしたときの評価が、深夜や早朝の対応が必要にもかかわらず、介護報酬では明確になっていないこと。

 配置医は一般に、週1回程度、入所者の「健康管理」に訪れる。主な業務は健康管理であり、もともと、急な容体変化や看取りの対応は想定されていない。そのため、施設を訪問する頻度や緊急対応など診療内容や契約は、医師と施設によってまちまちだ。

 実際、厚労省が介護報酬を検討する専門分科会に示した資料でも、配置医が施設に緊急対応した頻度について、1カ月に「0回」と答えた特養は4割を占め、休日では「0回」が6割。緊急対応に医師が消極的にも見えるが、正当な評価がないことが原因だと指摘されていた。

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