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シニア世代の医療保険見直し 一時金給付型がトレンド 治療計画立てやすく

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シニア世代の医療保険見直し 一時金給付型がトレンド 治療計画立てやすく

入院時に一時金が給付される主な医療保険 入院時に一時金が給付される主な医療保険

 入院費を保障する医療保険の保険金支払いは、入院の日数に応じた日額給付型が主流だったが、近年、入院日数の短期化など医療事情の変化に伴い、一時金として給付する保険が増えている。高齢で加入できるものも登場しており、保険選びの幅が広がりつつある。(玉崎栄次)

                  

 一律10万円支給

 明治安田生命保険(東京都千代田区)が昨年12月、シニア世代向けに発売した「50歳からの終身医療保険」は契約年齢の上限を業界最高齢の90歳に設定。60歳男性のケースで月8750円の保険料で、1回の入院時に一時金10万円が給付されるほか、手術時に5万円、放射線治療時に10万円などが支払われる。

 発売後1カ月で1万件以上の申し込みがあり、70歳以上の契約者が全体の4割に上る。同社広報、国方康弘さんは「高齢層の医療保障ニーズが浮き彫りになった」と指摘する。

 これまで「1日あたり1万円」など日額給付型の医療保険が多かったが、近年は一時金給付型が増えている。

 治療計画立てやすく

 その背景には、入院の短期化が進んでいることがある。高齢化の進展に伴い国民医療費は平成25年度に40兆円を突破。37(2025)年度に50兆円台まで膨れ上がるという政府の試算もある。入院が長引くほど診療報酬を引き下げて、長期入院患者を抱える病院の収入が減る仕組みで抑制が図られている。

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