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落語家が話芸を活字で残す理由 柳家小満ん師匠すでに27巻をネット通販

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落語家が話芸を活字で残す理由 柳家小満ん師匠すでに27巻をネット通販

実際にしゃべった内容を後進のためにテキストにしてネット通販している落語家の柳家小満ん師匠 実際にしゃべった内容を後進のためにテキストにしてネット通販している落語家の柳家小満ん師匠

 落語家の3代目・柳家小満ん(やなぎや・こまん)師匠(75)が、高座に上がる際に準備する“台本”を自費出版してインターネットを通じて販売。この1月で27巻目を数える新刊も出し、扱った噺(はなし)は350を超える。話すことで表現する噺家(はなしか)が、なぜ自身の芸を活字として残すのか。

話芸をテキストで再現する「てきすと」

 高座に上がってから下りるまでの一言一句を事前に書き記した“台本”を作っている落語家は、例えば、小満ん師匠の師匠である8代目・桂文楽(1892~1971年)がそうだったという。文楽の場合、噺のどこで息継ぎするかの印までつけていたそうだ。

 師にならい小満ん師匠も、ずっと台本を用意してきた。さらに高座で台本と違ったことを話したなら、終演後に修正して記録しておくという。

 「再演するたびに直すから、手書きのころはグチャグチャになって読めなくなっていた」と笑うが、十数年前にワープロ専用機に出合った。パソコンの時代だが、今でも専用機を4台確保して愛用し続けている。

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