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【棋聖に成る】(3)郷田真隆九段(46) 完全燃焼の五番勝負へ

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【棋聖に成る】
(3)郷田真隆九段(46) 完全燃焼の五番勝負へ

「『棋聖』というのは取りようによっては『棋の聖人』だから名人より上のようなタイトル名」と話す郷田真隆九段 =東京・千駄ケ谷の将棋会館(原田史郎撮影) 「『棋聖』というのは取りようによっては『棋の聖人』だから名人より上のようなタイトル名」と話す郷田真隆九段 =東京・千駄ケ谷の将棋会館(原田史郎撮影)

 「最初のタイトル戦が棋聖戦。デビュー戦も棋聖戦でした。そこから1次予選、2次予選、本戦と勝ち進み、挑戦者決定戦までいきました」

 郷田真隆九段が平成2年4月に19歳でプロデビューした年。第56期棋聖戦五番勝負(65期までは年2回開催)で棋聖を奪取したのは、18歳6カ月の史上最年少タイトルホルダーとなった屋敷伸之九段(46)=当時五段。郷田九段はその年の第57期棋聖戦で挑戦者決定戦まで進んだ。しかし、森下卓九段(51)=当時六段=に敗れ、タイトル初挑戦はならなかった。

 「もし勝っていれば10代対決。今思えば、もう少し騒いでもらってもよかったですね」と笑う。

 タイトル初挑戦はデビュー2年後の第60期棋聖戦で、四段でのタイトル挑戦は屋敷九段に次いで2人目。だが、谷川浩司棋聖(55)に1勝3敗で敗れた。一方で、その年の第33期王位戦で谷川王位を破り、史上初の四段でタイトル獲得。勢いに乗る郷田九段は翌第61期棋聖戦で再び谷川棋聖に挑んだ。しかし、3連敗(1持将棋)で苦杯をなめた。

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