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【直木賞・一問一答】門井慶喜さん 「材料にしてしまって宮沢賢治に申し訳ない」

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【直木賞・一問一答】
門井慶喜さん 「材料にしてしまって宮沢賢治に申し訳ない」

直木賞を受賞した「銀河鉄道の父」の門井慶喜さん=16日午後、東京都千代田区の帝国ホテル(佐藤徳昭撮影) 直木賞を受賞した「銀河鉄道の父」の門井慶喜さん=16日午後、東京都千代田区の帝国ホテル(佐藤徳昭撮影)

 「銀河鉄道の父」(講談社)で、3回目のノミネートで第158回直木賞を射止めた門井慶喜さん(46)。16日夜、帝国ホテル(東京都千代田区)の記者会見場に明るい紺のスーツ姿で登場し、終始にこやかに受賞の喜びを語った。

 --まず、今のお気持ちを

 「うーん、風がきた、飛ぶだけだ、そういう気持ちです」

 --伊集院静選考委員の会見で、宮沢賢治の父が賢治を思う気持ちと同様に、賢治が父を思う気持ちが良く出ていたという講評があった。門井さん自身、賢治に突き動かされて書いた部分があるとおっしゃっていたが、この作品で受賞した思いを

 「小説の主人公が宮沢政次郎、賢治のお父さんです。お父さんから見た賢治を最初、書こうと思って始めたんですが、書いていくに従って、だんだん賢治のことも気になるようになってきた。ですから、最初は父親の話を書くつもりだったのが、最終的には父と息子の関係を書いた。あるいは、もっと広い意味の親子関係を書いたというふうに結果としてはなった、という感じですね。僕自身が父親でもありますし、亡くなりましたが父親もいますので、そういう意識もあったかもしれません」

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