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マンション隣人のベランダ喫煙にNO! 被害者の会が結成 住宅での受動喫煙規制を求める

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マンション隣人のベランダ喫煙にNO! 被害者の会が結成 住宅での受動喫煙規制を求める

東京都内で開かれた「無煙社会をめざす定例会」の参加者 東京都内で開かれた「無煙社会をめざす定例会」の参加者

 会員は1500人

 昨年9月に都内で開かれた「無煙社会をめざす定例会」に参加した男性(43)は隣人のたばこで頭痛がひどく、ネットカフェに避難したことがある。都内の女性医師(48)も向かいの部屋から入ってくる煙で息苦しく、せき込むなどぜんそく手前の症状が出始めたという。

 こうした被害に苦しむ人たちが、昨年5月、「近隣住宅受動喫煙被害者の会」を設立。住宅での受動喫煙規制を求める活動を続けている。会員は約1500人。会員は「店なら出て行けばいいが、家では逃げようがない。遠慮してなかなか言えず苦しんでいる人が多い」と切実さを訴える。

 厚生労働省の28年の調査では、喫煙者の割合は18・3%で年々減少。しかし、国立がん研究センターによると、受動喫煙を原因にした肺がんや心筋梗塞などで亡くなる人は1年間に推計で1万5千人に上る。日本禁煙学会の作田学理事長は「加熱式たばこなど煙がなくても、有害物質が空気中に残ることはあり、煙やにおいだけでは判断できない」と指摘する。禁煙の賃貸マンションは増えているが、分譲では少ないと作田氏。「住居が狭く、一軒家でも隣と近い日本独特の問題とも言えるが、国は個人の住宅の中まで規制できず、対策は進まない」

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