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【クローズアップ科学】2018年3つの挑戦 「はやぶさ2」小惑星へ到着、iPSで脊髄損傷治療、海中ロボット国際競技

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【クローズアップ科学】
2018年3つの挑戦 「はやぶさ2」小惑星へ到着、iPSで脊髄損傷治療、海中ロボット国際競技

小惑星「リュウグウ」に接近する探査機「はやぶさ2」の想像図(池下章裕氏提供) 小惑星「リュウグウ」に接近する探査機「はやぶさ2」の想像図(池下章裕氏提供)

iPSで脊髄損傷治療

 サルで機能回復

 慶応大チームはiPS細胞から神経細胞のもとになる細胞を作って重度の脊髄損傷のサルに移植する実験を行い、後脚で立ち上がらせ、握力を回復させることに成功した。患者を対象とする臨床研究は昨年2月、学内の倫理委員会に申請。承認されれば厚生労働省の審査を経て実施を目指す。

 「何とか治したい」大きな一歩 慶応大教授・岡野栄之氏

 --iPS細胞を使って脊髄損傷を治療する世界初の臨床研究が近づいている

 「今年前半の実施を目指している。世界的に競争が激化しているだけに、しっかり取り組んでいきたい。対象は、2~4週間以内に交通事故などで脊髄が傷つき感覚や運動機能を失った重度の成人患者だ。治療の安全性確認を第一に取り組むが、少しでも患者が動くことができ、感覚も回復することを期待している」

 --手術の内容は

 「治療効果は移植時期が早いほど高いが、患者自身からiPS細胞を作っていては時間がかかるため、京都大が備蓄する他人由来のiPS細胞から、神経細胞のもとになる細胞を作り脊髄に移植。神経細胞に分化させて神経信号の途絶を修復する。iPS細胞はがん化の懸念が指摘されるが、実験でがん化しないことを確認した細胞を使う」

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