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【話の肖像画】公明党元代表・神崎武法(5) 「いかんざき」で有名に

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【話の肖像画】
公明党元代表・神崎武法(5) 「いかんざき」で有名に

神崎武法氏(佐藤徳昭撮影) 神崎武法氏(佐藤徳昭撮影)

 〈小泉純一郎首相が平成17年8月、郵政民営化で衆院解散を決断する〉

 小泉さんとは5年の付き合いで、結果はどうあれ決めたことはやる人なので、解散は止められないと思いました。支持団体も国会審議の経緯を見ていましたから分かっていて、「ただし日程は延ばしてもらってくれ」と要望されました。うちはある程度、準備に時間をかけないと選挙はできない。直前の7月に都議選もあって、組織も大変だったんですよ。

 当初、小泉さんは渋っていて、何とか説得して1週間、投開票日を遅らせてもらいました。こちらはおかげで態勢作りができたんですが、自民党も刺客を立てたり、いろいろ手間取っていたので、選挙後、当の小泉さんから「あれで助かったよ」と言われましたね。小泉さんは勝負勘というか、度胸のある人ですが、巻き込まれたほうは本当にたまったもんじゃなかった(笑)。

 〈党代表時代には、ダジャレを使ったユニークな政党コマーシャルに出演し、話題になった〉

 選挙戦に関しての注文には何でも応えることにしていましたから。あれは党の青年局などが中心に企画してくれたんですが、賄賂とか裏取引を許さないという政治に対する期待を分かりやすく表現したというか…。でも、うちの女房が自民党の小泉進次郎さんから「あれこそ今でも僕の政治信条です」と言われたっていうんですね。

 街で声をかけられたり、歌舞伎の中村勘三郎さんが「あの『そうはいかんざき!』の神崎さんか」と大笑いしながら、見得を切ってくれたりしたこともありました。ウケましたよね。与党効果もあって、今では創価学会の関係者以外で公明党を応援してくれる個人の方、企業の方も増えています。

 〈自民、公明両党は21年に下野したが、第2次安倍晋三政権でともに政権与党に返り咲いた〉

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