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転倒事故は「家の中」で起きている! 布団に足とられる、敷物の段差につまずく…室内に潜む数々の“わな”に要注意

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転倒事故は「家の中」で起きている! 布団に足とられる、敷物の段差につまずく…室内に潜む数々の“わな”に要注意

 加齢に伴う身体機能の低下などで、転倒しやすい高齢者。その事故の多くは、普段の生活を送る「家の中」で起きている。転倒による骨折などが寝たきりの原因になるなど、その後の生活に影響を及ぼすことも。家の中をチェックし、転倒防止対策をしておこう。(平沢裕子)

救急搬送の8割

 東京都杉並区の会社員女性(53)は、正月に帰省した東北地方の実家で収納棚のガラスが割れているのに気づいた。トイレに行こうと立ち上がった父親(84)がバランスを崩して転倒、ガラス部分に肩がぶつかって割れたのだという。幸いけがはなかったが、収納棚のすぐそばには石油ストーブ。女性は「ストーブに倒れたらやけどしたかもしれない。場合によっては火事になっていたかも。高齢者が転びやすいことは知っていたが、自分の父親は大丈夫だと思っていた」と打ち明ける。

 高齢者の日常生活の事故で最も多いのが転倒事故だ。東京消防庁が、平成24~28年までの5年間に救急搬送された高齢者約32万人を事故発生時の動作で分類したところ、転倒によるものが8割を占めていた。

 けがの程度では、約4割が入院の必要がある中等症以上で、そのうち命の危険が強い重症や重篤が9084人、死亡は2147人いた。

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