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【話の肖像画】公明党元代表・神崎武法(1)後に本当の選挙をやるとは

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【話の肖像画】
公明党元代表・神崎武法(1)後に本当の選挙をやるとは

公明党元代表・神崎武法氏(佐藤徳昭撮影) 公明党元代表・神崎武法氏(佐藤徳昭撮影)

 〈衆参両院で改憲勢力が憲法改正の発議に必要な3分の2超を占め、自民党と連立を組む公明党に注目が集まっている〉

 私は国会で合意形成ができるかどうかが焦点になると思います。党代表を辞めた直後の記者会見でも、「自公の将来的な課題は憲法改正になる」と指摘しました。憲法改正は国民の理解を得て進めるべきですから、与党も野党も含めて、しっかり合意をまとめ上げることに全力を尽くしてほしいんです。

 〈水と油のように思われた自公両党も風雪に耐えてきた。礎を築いた元代表は小中高で生徒会長になるなど、周囲から自然と一目置かれる存在〉

 当時にしては背が高く、体格が良かったからでしょうか。中学では転校して1年後に生徒会長に選ばれました。まさか後に自分が本当の選挙をやるとは思いませんでした。

 〈家は貧しかった〉

 父親は軍属でトラックの修理などをする技術者でした。復員してから千葉の引き揚げ者住宅に住みました。家族が12畳1間で暮らした時期もあって、子供のころは近所の社宅で庭先からプロレス中継を観せてもらうのが楽しみでした。家計を助けたいと同級生の家に窓ガラスを拭いたり、年齢を偽って中学からゴルフ場でキャディーをしたりもしました。

 〈千葉高では意外な理由で演劇部に所属〉

 好きな女の子が演劇部に入ったから、ふらふらっと入っちゃった。白ユリのような女性でしたけれども仲間と一緒におしゃべりする程度で…。勉強は数学が得意だったんですが、ちょうど60年安保闘争があって、やっぱり指導者がしっかりしないといけないんじゃないか、と。法学部のほうが選択肢が増えると考えて、文系に方針を変えたんです。

 〈東大3年生で難関の司法試験に挑戦する〉

 東大では当時、2年生の途中までは教養科目が中心で法律に関する科目はほとんどありませんでした。合格した先輩に勉強法を聞くと、「それぞれの法律についての基本書を6~8回も読めば大体頭に入るから合格できる」と言う。言われた通り一式買い求め、猛烈に6回読みました。落ちたらもう受けまいと思っていたんだけど、たまたま受かった。当時は創価学会員の東大生で3年生で合格した人はいなかったので、東大新聞が取材に来ました。「創価学生」が合格したが、彼らはいったい何を考えているのか-というような記事になっていましたね。

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